ドールウィッグの作り方

こんにちは、宣伝部長です!

今回は当ディーラーのオリジナルヘッドを使ったドールウィッグの作り方についてレポしていきたいと思います!

と言ってもいろんな方々がメイキングの動画等を公開してくださってて、それをマネしただけなんですけどね…アフィリエイトはしていないのでご安心ください(笑)

1. 必要な道具

いつも使う道具です。
写真に写っていないものもあります、ご了承ください!

  1. ストッキング
  2. 木工用ボンド
  3. ペーパークラフト用ハサミ
  4. 歯ブラシ
  5. マスカラ用コーム
  6. 手芸用ボンド
  7. Gボンドクリア
  8. クリアファイル
  9. ラップ
  10. 水で消えるチャコペン
  11. ヘアゴム

ほぼ100円ショップで揃えています。

ハサミに関しては100円ショップより、ペーパークラフト用の少しお高いハサミのほうが切れ味もよく、カットがしやすいのでお勧めです。
私が使っているのはこちら↓
長谷川刃物 はさみ 極細 デザイン用 ボンドフリー ブラック DSB-100

2. 毛束(ウェフティング)

コスプレ用の毛束から自分でウェフティングを作る方法とドール用のウェフティングを使う方法があります。個人的な感想ですが、以下のようなメリットデメリットがあります。

コスプレ用毛束からウェフティングを作る方法
【メリット】
・カラーが豊富
・量と長さがあるため失敗しても何個でもつくれる
【デメリット】
・カットしてウェフティングを作るのに時間がかかる。めんどくさい

ドール用のウェフティングを使う方法
【メリット】
・そのままウィッグキャップに貼り付けることができるので簡単
【デメリット】
・カラーが限定される
・縫い目部分が明るい色だと透けて目立つ

初めてウィッグを作る方はドール用のウェフティングを使うことをおすすめします!
今回はコスプレ用の毛束からウェフティングをつくる方法を紹介します!

また、ヘアアイロンが使える耐熱性の素材のものを使用したほうが加工しやすいです。

補足ですが、私がよく購入するショップです。
<コスプレ用の毛束>
CLASSE(クラッセ)
airily(エアリー)
<ドール用のウェフティング>
MY HEROINE

ウェフティングを作る

1. コスプレ用の毛束をカットする

コスプレ用の毛束は長すぎて扱いづらいのでざっくりカットします。
縫い目から15cmほどはつむじ用のパーツとして使用します。
残りの毛束をボンドでウェフティングにしていきます。

2. 毛束をクリアファイルに貼り付ける

クリアファイルに木工用ボンドを塗り、その上にカットした毛束をおきます。
さらにその上から木工用ボンドでサンドします。
筆を使うと塗りやすいです。

根本をカットして使うのであまり綺麗に並んでなくても大丈夫です。
密度はあったほうが綺麗に仕上がります。

乾かないうちにクリアファイルから取り外すとちぎれてしまうため、十分に乾燥させましょう。

ショートヘアでA4のクリアファイル2列ぐらいのウェフティングで足りました。
多めに作っていたほうがカットに失敗したときに便利です。

ウィッグキャップを作る

1. ストッキングを被せてボンドを塗る

写真が残ってなくてすみません!
下記手順でウィッグキャップの土台を作ります。

  1. ドールヘッドにラップを被せてゴムで止める
  2. さらにその上にストッキングを被せてゴムで止める
  3. ストッキングに木工用ボンドを塗る(乾燥後2回ほど)

できるだけラップやストッキングがしわにならなないように引っ張ってゴムで止めます。

2. ペンであたりを描いてカットする

木工用ボンドが完全に乾燥してから、水で消えるチャコペンであたりを描いてカットします。

写真のウィッグは右上につむじを作りたかったので、やや右上を中心にして円を描いています。

カットするとラップとストッキングがくっついてしまいますが、私は目立つ部分だけカットしてそのままにしています。

ウィッグキャップにウェフティングを貼る

1. 後ろ髪を作る

後ろ髪をつくるためにウェフティングを手芸用ボンドで貼りつけます。

手芸用ボンドはダイソーの手芸コーナーで見つけたものですが、先が細くなっていてとても塗りやすかったです。

この段階でカットしても良いですが、ある程度長さは残しておいたほうがお湯パーマをしたときに癖がつけやすいです。お湯パーマについては後ほど説明します。

2. 前髪を作る

前髪を同じように貼っていきます。
写真のウィッグは分け目をつけたかったので右側を少しだけ離して貼っています。ウィッグキャップもここだけ切れ目を入れています。

3. 全体にウェフティングを貼る

チャコペンで描いたあたりに沿ってウェフティングを2周、3周と円を描くように貼ります。

写真ではめっちゃずれていますが、頭頂部のつむじをつける部分はあけておきます。

4. つむじを作る

つむじ作りが一番難しい!

まずはウェフティングを作るときに置いていた縫い目部分の毛束を好みの長さにカットします。

カットした毛束をくるくる巻きます。
写真のように広げてつむじの毛の向きなどを調整します。

ウィッグキャップに切れ目を入れて、先ほどのパーツを入れ込みます。

ウィッグキャップの内側は写真のようにウェフティングが広がっているようにしてください。

ウィッグキャップの内側にGボンドクリアを塗り、ヘッドに被せてつむじの形を調整します。

調整できたらGボンドクリアが乾燥するまで待ちます。

Gボンドクリアがヘッドについて取れなくなってしまうため、ラップで保護することをおすすめします。(何回かやらかしました)ある程度時間が経過したらヘッドからは外しておいたほうがいいかもしれません。

ボンバーヘッドだと作業がしにくいので、ゴムで下のほうを束ねておきます。

飛び出ている短い毛は切ります。

お湯パーマをする

1. ラップでヘッドを包む

つむじを安定させるためにお湯パーマをします。

つむじの形を崩さないようにラップでヘッドを包んでゴムで止めます。

ヘッドが浸水しないようにラップはしっかりとつけてください。

2. 熱湯につける

ラップで包んだヘッドを耐熱容器に入れた熱湯に15分ほどつけます。

中が浸水しないように気を付けてください。

説明しながらこのときは浸水してましたw
後でドライヤーで乾かしました(汗)

何回かお湯パーマをしているのですが、熱湯でヘッドが破損することはありませんでした。

しかしながら絶対に壊れない!はないので、様子をみながらお湯パーマしてください。

ウィッグをカットする

1. ウィッグカット

あまり上手にカットできてないのですがこんな感じですw

カットのときに気を付けていることは

・下の段から切る
・広がってきたらお湯パーマする
・ハサミは横に入れずに縦に入れる
・整えるときは歯ブラシやまつげ用コームを使用する

です。特にある程度切ったあとにお湯パーマすると広がりが抑えられてカットしやすいです。

また、切りすぎたり禿げたりしてしまったらウェフティングを再度貼り付けちゃえば問題ないので、失敗を怖がらずにカットしましょう!

終わりに

以上でドールウィッグの作り方でした。写真は出来上がったウィッグを使ったモデル君です。

写真を撮影するときは液体のりを水で薄めたものや、水でヘアセットしてから撮影しています。

難しいと思いますが、ぜひチャレンジしてうちの子をカスタムしてください!

それでは、よきドールライフを!!

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